局所麻酔の斜視手術

局所麻酔の日帰り斜視手術

11才以上から局所麻酔の日帰り斜視手術をおこなっております。

斜視手術の治療スケジュール

手術の申し込み

手術を決定したら、手術日、術前検査と手術説明日の予約をおこないます。眼位ずれのバラツキを調べ、最適な眼筋移動の分量を知るために複数回術前診察を行ないます。手術の待ち期間は約2~3ヶ月となっております。

術前検査と手術説明

画像斜視手術のための術前検査を通常の診察時より時間をかけておこないます。また、術式や術前後の生活、投薬内容や通院日など詳細な説明を聞いて頂きます。

手術日前の準備

目の表面の細菌を減らすために、手術3日前から、抗生物質の点眼をします。
前日に体調の確認や執刀時間の連絡をさせて頂きます。

手術当日

手術当日から眼帯となるため、ご自身での自動車や自転車の運転はお控えください。

来院予定時間に、できればご家族など付き添いの方とおこしください。

皮膚消毒の妨げとなるため、お化粧なしで来院してください。

手術時間は1つの筋移動で15~20分ですが、術前の点眼、消毒、術後の安静など実際の病院の滞在時間は約1時間となります。

斜視の手術は、筋肉を触るときに痛みが出る可能性があります。痛みの緩和とリラックスのために当院では低濃度笑気麻酔を導入しております。

帰宅後は夜間の緊急電話番号をお伝えしますので、帰宅後不安があればご連絡ください。

手術後の生活と検診

画像手術後1週間は特に大切な時期です。

術後数日は瞼が腫れたり、結膜下出血をおこし、縫合糸による異物感や痛みがでる可能性もあり、痛みが強い場合、痛み止めの内服をして頂きます。

術翌日に首から下のシャワー可となり、翌々日には眼帯を終了します。できるだけ早く両目で見ることに慣れてもらうための処置となります。

痛みなどは徐々に軽減するため4日後には学校や簡単な業務が可能となることが多いです。ただし術後1週間までは洗眼、洗髪、入浴が不可となります。

その他、感染予防や炎症を引かせるために点眼や内服をしっかり使って頂く必要があります。

詳しくは冊子の注意事項にしたがって頂きますが、検診も術後1週間は当院からお伝えする予定通りに受診することが大切です。